日本的动画师、动画导演、演出家。隶属于J.C.STAFF。AIC出身。2003年的电视动画《高机动** ~崭新之行军歌~》首次担任导演。代表作有《少女**》(演出、原画、线稿监修)、《よみがえる空 -RESCUE WINGS-》(导演)等。其它还有参加《科学超电磁炮》、《虎×龙!》等多部J.C.STAFF作品的演出、线稿监修。凝ったレイアウトとキャラクターの細かい仕草などによる情緒的な演出が特徴。キャラクターに当たる光と影を使った心情表現も多い。なるべくシンプルで、さわやかさ(少女漫画的ともとれる)を意識したラブストーリーを好むのか、監督する作品では、原作ストーリーの改変(男女の恋愛劇を強く押し出す等)や、キャラクターの性格の細部の変更などが、多く見られる。インタビューのなかで桜美は「いわゆる「萌え」や、残酷な描写はあまり好かない」「自分には、アニメは良いものだという**がある」と語っている。『真月譚 月姫』『あさっての方向。』などでも、原作にあるダークさや、残酷な描写を極力押さえて、なるべくさわやかな物語と、余韻のあるラストを描いた。長く絵コンテや原画を担当し、その上、構図やキャラクターの仕草にこだわり、彼の絵コンテを見た作品の原作者や、ファンブックのインタビュワーによれば、いずれも指示などが細部まで細かく書かれていたという。その他、鈴村健一、藤村歩など、彼の監督作に出演した声優、スタッフの多くは、「(登場人物の心情や状況を)台詞ではなく、絵で表現することが多い」と、それぞれの作品のインタビューの中で語っている。他にも桜美は作品中に必ず「仕掛け」を用意すると語っている。『ガンパレード・マーチ』第一話において、速水厚志と芝村舞が出会う歩道橋のシーンで、舞は上の段、速水は下の段に位置していて、速水が舞を見上げる形となっている。これは出会った当初における二人の関係を表現したもので、この歩道橋は劇中幾度か登場し、最終回のEDで、この歩道橋を上がってきた速水が、橋の丁度中央で舞と顔を見合わせるシーンは、二人の関係がようやく対等になったことを表現したという。同じように『真月譚 月姫』でも、主人公の遠野志貴が困難に直面した時には、決まって同じ坂を上っていくシーンが挿入される。影響を受けた作品は、「これまで見てきた作品全て」だという。